
監事 / CAIO
石田 憲太郎
いしだ けんたろう
広島県出身。産婦人科医。京都大学医学部を卒業後、臨床に携わるとともに、京都大学大学院で大規模言語モデル(LLM)と医療をテーマに研究に取り組んでいる。松尾研LLMコミュニティに所属。医療とAIの両面から、医承会グループのガバナンスとAI活用戦略を担う。
医承会グループは、後継者不足などの事情で存続が難しくなった地域のクリニックを引き継ぎ、その土地の医療を次の世代へつないでいます。患者さんが頼ってこられた「いつもの場所」を守りながら、一つひとつのクリニックを大切に運営しています。
理事長メッセージ

理事長
いしだ かずや
医承会グループの活動は、「地域医療をどうすれば残していけるのか」という問いから始まりました。
私はもともと勤務医として地域の医療に携わってきました。そのなかで感じていたのは、医療を提供し続けること自体が、決して当たり前ではないということです。先生方が長い年月をかけて築いてこられた患者さんとの信頼や、スタッフとのつながり、地域との関係——それらが、後を継ぐ人がいないというだけで失われてしまう。コロナ禍のような予期せぬ事態や、後継者不足という構造的な課題のなかで、そうした損失は各地で起きています。
高血圧や糖尿病といった慢性疾患を地域でしっかり管理することは、心筋梗塞や脳梗塞といった重い病気を防ぐことにつながります。その最前線に立つクリニックの役割は、これからますます大きくなっていくはずです。だからこそ、すでに地域に根づいた医療を絶やさないことに意味があると考えています。
こうした問題意識から、私が選んだのが承継という手段でした。2022年、東京都中央区のクリニックを引き継いだことが、その最初の一歩です。新しく作るのではなく、すでにある信頼を引き継ぎ、きちんと運営できる状態にして、次の世代へ渡していく。それを一つひとつ続けていくことが、地域の医療を残していく現実的な道だと考えています。
承継は、物件や設備を引き継げば終わるものではありません。そこには既存の文化があり、患者さんやスタッフとの関係があります。変えすぎてもいけないし、変えなさすぎてもいけない——その難しさと向き合いながら、一つひとつのクリニックを丁寧に引き継いできました。
私たちが目指すのは、クリニックが孤立する形ではなく、互いに支え合える仕組みです。「クリニックを組織化する」という発想のもとで、医療・経営・テクノロジーそれぞれの専門性を持ち寄り、一つひとつの地域医療を支えていきたいと考えています。
社会や医療のあり方はこれからも変わっていきます。それでも、地域に根ざした医療を未来に残していくという軸は変わりません。ご縁をいただいた地域の医療を、確かに次の世代へつないでまいります。
理事長インタビュー
なぜ承継なのか。これからの地域医療について聞く。
インタビューを読む →経営体制
医承会グループでは、医療・経営・財務・IT/マーケティングといった各分野の専門人材が力を合わせ、クリニックの承継と運営を支えています。診療の質を守ることはもちろん、人材の確保やバックオフィス、デジタルの活用といった、一つのクリニックだけでは担いきれない部分をグループとして引き受けることで、現場の先生方が診療に専念できる環境を整えています。一つひとつのクリニックが孤立せず、互いに支え合える仕組みをつくること。それが、地域の医療を長く続けていくための私たちの土台です。

監事 / CAIO
いしだ けんたろう
広島県出身。産婦人科医。京都大学医学部を卒業後、臨床に携わるとともに、京都大学大学院で大規模言語モデル(LLM)と医療をテーマに研究に取り組んでいる。松尾研LLMコミュニティに所属。医療とAIの両面から、医承会グループのガバナンスとAI活用戦略を担う。